睡魔と制約

 多少回復してきたのだが、この数日また調子がだいぶ悪かった。なにかを言葉にしようとしても何も自分では語ることができないでいた。無理に書いたことは全て断片になった。精神的に沈んでいる時ほど、どうしても言葉にしたいと思うことは多いのだが、なかなかどうにもできないでいた。
 そんな中見つけた上の二つの質問に、なんとか答えさせていただくことができた。何かを問われると語りやすいというのは、なにもわたしに限ったことではないだろう。もちろん、問われたことがなにかしらのところで自分の抱えてしまっているものとのひっかかりを持っていることが必要になるが。この二つの質問に答えさせていただけたのは大変ありがたいことであった。
 質問に限ったことではなく、先日から参加させて頂いているグループの記事などもだが、何かの制限があったほうが語りやすい。ウリポの主張は正しかったのだと思う。制限や規則もなしにただ自分の言葉にならないものを出そうとするのは難しい。言葉の自由度というのは時として厄介である。自分だけのことかもしれないが、時に操縦もできなくなる。そんな状態だったので、これらのご質問はありがたかった。ほとんど質問者さん方のために答えをさせていただくというよりも、非常に自分勝手な都合だけだが、自分のために回答させていただいた。これまで答えたどの質問も同じようなものであるのだが、大変申し訳ないと思う。だが、おかげで少し楽になれたような気がする。
 しかし今日は非常に眠い。なぜこんなにもと思うほど眠い。