中華曲線

 調子が悪い。かなり悪い。
 まごまごはまだわたしの中に居座っている。
 調子の波が中華鍋の底のような曲線を描いているような感じで、定常的に悪い方で固着してしまったようだ。この流れの中でまた前の月曜日のように、ひどいことになるのではないかと恐れている。
 ただここにいるだけのことがとても苦しい。いなくなろうかとも思う。
 部屋にいると、それだけで気が狂いそうな感じがするが、出かけることもできない、話す人もいない。話す相手がいたところで、きっと話しもしないのだろうが。
 朝から昼過ぎまで雷が暴れ回っている。空は晴れて明るいのだが。一回、アパートの電気が全て落ちる。電圧が下がったのだろうか? すぐに元通りになる。壊れたものは、今のところない。空に怒りを覚える。
 昨日書きかけたIn Our Timeをなんとか仕上げる。それ以外何も手がつかない。
 いっそわたしに雷が落ちればよい。