2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

身勝手の覚悟

これも義理というわけではないが、何となく済まなく思っていること。 しばしば拝読させていただいている日記や、いや、たまたまなにかの偶然で訪れたようなところにせよ、記事を見て、何か言わなければならない、何か伝えなければならないと思うことがある。…

弾劾の日

義理を欠いてばかりいる。義理と言うと言葉が違ってしまうが、わたしの行動規範(モラル・主義、他)として、こういう場合(時、事件、できごと)にはこうしなければならない、と自分で思っていることができてない。それを義理のように感じているのはたぶん…

ネイティブ

(十分ほど立ち話した後) 欧米人(♂):日本語お上手ですね

旅人

(先生と入れ替わり教室を出ようとしました) 講師(♂):きみはどこから来たのか、そしてどこへ行くのだろうか。

終章へ向けて

語り始めた物語には必ず結末をつけなければならない。わたしはそう思っている。職業作家であれば、それは当然の義務であろうし、そうでないわたしにとっても、自分が物語を始めざるをえなかったことへの義務であると思っている。くだらない意地なのかもしれ…

お水

(学会にて) 先輩A(♀):***くん、スーツすごくよく似合うね 先輩B(♀):うん、気持ち悪いくらい。ホストみたい

心ここにあらず

(こんにちわと声をかけられたので、挨拶を返しました) 後輩(♀):あ、聴こえてたんですね

意識の流れ

(だらだらとメールをやりとりしていました。内容もだらだらです) 受信:意識の流れでメールしないでください 注:意識の流れ(stream of consciousness) 文芸用語。作家によって傾向はそれぞれ異なるが、人物の意識をあるがままに言語以前のものまでもを掬…

走り書き

できるうちに書いておかねばならないこと。いずれ、また別の形で書き直すかもしれない。昨日の出来事と頭痛。それは異質な、言い換えればわたしにとっては特別な、滅多にない啓示のような事件だったが、過去のどこかで似た体験をしているという感覚があった…

案山子

手元に読むものがなくなって、数日分自分の日記を見直していた。脈絡も前後関係も無いことばかりが並んでいる。昨日見上げた風景のように何もかもがいびつである。三条河原町を市役所方面へ上がっていくと、通りの東側、小さな教会を越えたあたりに古いホテ…

六月の鐘

出かける予定が夕方になって土曜は午後まで片づけをしていた。大掃除の名残というわけではないが、クローゼットや衣類入れの中を総ざらいしてクリーニングから帰ってきた衣服を片づける。畳んであったYシャツやパンツももう一度開いて畳みなおして、ベッド…

はしたない雑記

兎にも角にも少し整理してみよう。わたしは確かに焦燥している。早いところ、なんとかこれを抜け出さなければと思っている。自分はいったいどうなっているのか、その原因はなんなのか、周りでなにがおこっているのか、わたしにとれる対応はなにか。 起きてい…

独白する失調

長い話になりそうなので自販機で買った小ぶりのお茶を半分くらいとショートホープの一本分の覚悟を決めた。長い話というのはこれから書こうとしていることで、もちろん覚悟が必要なのはそれを書いているわたし自身のことである。どうも、どうしようもなくあ…

クズとして

破れかぶれの精神というのが好きだ。いや、別に好きなわけじゃないが、しょっちゅうそんなふうになっていた。破れかぶれと言っても、なにもかも嫌になり自分を傷つけ自暴自棄に他人まで巻き込んで破滅してやろうという破れかぶれとは違う。普通にこの言葉を…

悪いめぐり

やれやれ。村上春樹の主人公ならきっとそう吐き出すだろう。やれやれ。最近わたしの周りは、そんなため息をつく以外どうにもならないことばかりである。うまく行かない時なんてそんなものかもしれないが、地面に降り積もった悪意や敵意や行き違いが時を定め…

刺された言葉

どうもいろんなところで不義理を重ねてしまっている。日常に限らず、ネットの中でも。それこそこのはてなの中でも。もともと人間関係などどうでもいいと一方では常に思っているわけで、そんなわたしが義理を欠きがちになるのは仕方のないことかもしれない。…

楽園の言語

6/16「思考の肉体」の続き。 前回さわりとなるようなことを書いた。直後の記事で述べたように(それは、情けない話だがいいわけに過ぎない)、今なんとしてもはっきりさせておきたいことが自分自身の中にあって、そのために始めた話題であるのにどの一つにも…

妖精のいる居間

眼鏡が朝から見つからない。わたしは普段眼鏡をかけない。それに何か理由やこだわりがあるわけじゃない、ただ眼鏡をかけるという習慣が自分の生活の中に根付いていないというだけである。大学入った頃の視力は左右とも2.0を越えていた。ひそかにそれを自慢に…

遠い友人

春日井に女友達がいる。わたしは彼女の名前も知らない。 わたしは彼女の何も知らない。顔の輪郭を描く曲線、電話越しいつもの挨拶と声の抑揚、160を越えない身長、左右非対称な鼻の形、窮屈な大足、スタイルの肉感とバストのサイズ、似合わない細身のネック…

バトンを落とす

tetsu23さんとishmaelさんからミュージカル・バトンというものを頂いた。上記のように、今ロクでもない精神状態なのでロクでもないことを書きそうである。恐らくお二人ともわたしに渡すのはdead-letter officeに手紙を書くようなものだとはご理解いただいて…

幸福な酔っ払い

久しぶりに、本当に久しぶりに、気持ちよく酔っ払う。 午後から読書会に出席。その後、外国から招いた先生の講演があると言うのでそのまま出る。すぐ帰るつもりだったのだが、先生を交えてお酒を飲みに行くというので後輩に引きずられるようにして飲み屋へ。…

メモのためのメモ

articulateすることとnarrative 仮装の関係 Benjaminの言語観とその限界 Sapir-Whorf hypothesis

支離滅裂なこと

先週の金曜くらいに上の記事を書き始めたのだが、どうやってもまとまらない。当初語りたかったこと、自分の中ではっきりとさせておきたかったことを、すべて余すところなく書こうとすると、まったく先に進めなくなった。授業や急用などで忙しくなったことも…

思考の肉体

ひとは言葉で考えると言う。人間の頭の中にあらわれることは、すべて言語化されているという見方である。もちろんこの場合の言語とは、普段われわれが使っているような言語より(例えば、日常会話で使う日本語であったり、文章語であったり)もう少し広い範…

煙草

また吸う煙草が生産中止になった。店頭にある分がハケてしまえば、もう手に入らなくなるようだ。いまさら、どうでもいいとも思いもする。煙草に対する思い入れは、ジョーカーが消えた時に一緒に失せた。あれが生産中止になったのはもう五年くらい前だったか…

つまらない話

先週、教授の親戚に不幸があり突然休講になったので、そのまま集まっていた院生たちとお茶を飲んだ。院の演習だったので、わたしを含めて同じ研究室の所属学生ばかりで皆知った顔だった。五名くらいか、お茶を飲んだのは正確には四名で、一名はビールを飲ん…

調子

どうもいろいろと調子が悪い。自分の調子の悪さが人間関係やら機械の具合やらいろんなところへ感染しているようだ。そういえば、金曜の夜にはPCがおかしくなった。ここの日記に記事を書きかけていたが、それで途中で放棄してしまった。あとでその続きでも書…

土曜

どうも体調がよろしくない。最近睡眠不足なこともあるが、左右の耳の上あたりに鈍痛を感じる。煙草を吸うと目がかすんだようになり、ときどき軽い貧血を起こす。何をする気力も出ない。わたしは十二、三才頃まで貧血症だった。この意識が自分の意志とは裏腹…

目覚めのよくない朝に

母と朝食を食べに行った。わたしは相当小さな頃で、けして大柄ではない母親の腰のところくらいまでしか身長がない。小学校にあがるかあがらないかという歳のことだろうか。ホテルか何かのモーニングサービスのようで、バイキング形式で各種のサラダやとりど…

道のり

6/4の記事に引き続いて、メインサイトの方にもう1区画分の本を追加。この本棚は全7区画あるので、ようやくその半分近くが登録を終えたことになる。そして部屋には、この本棚とほぼ同じ収容量の本棚があと5、6と、それに入りきらず積んである本、そして段…