感情失禁

 久しぶりに、お題グループの方へ記事を書いた。前に更新して以来、気がつけばもう半年にもなっていた。


・・・今日は母子だけだった。父親と思しきその男性は金曜日にやってきて、そのまま金曜に帰ったようだ。またふだんの二人だけが隣にいる。この男の子は早起きで、いつも朝の五時くらいからどたばた活動し始める。何をする時も、「はー」でも「ふー」でも「ほー」でもない奇妙なうなり声をあげる。もう五歳かそのくらいだろうか、喋れない言葉の代わりに、どしんと床を鳴らして歩く。どん、ばたん。全身の重みをぶつけているのだろう。(後略)