日付さえ変わって、書き始めたからもう一日近く経とうとしている。けれどわたしはことばを見つけられないでいる。何を思ったのか、何を留めておきたかったのか。自分を切り刻んで、けれど何が変わるのか。もうやめてしまえばいいのに、なぜ、やめられないのか。なにかにすがっているのか。けれどすがるものなど、どこにも、なにも、ないのだと、よく知っているはずじゃないか。自分を許したいのか。きっとそれは無理だろう。断罪して、苦しめて、追いつめて、そうしてぼろぼろになってどこかで野垂れて死ねばいい。そう思っているだろう。どこにも、いることの許された場所もなく、ほら、ろくに眠れもせずにこうしているのじゃないか。一度甘さに溺れようとした自分を、おまえはけっして許せない。なお苦しむのが分かっていて、なおあがくのか。もうやめてしまえばいいじゃないか。

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