2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

距離の悲しさ

なにを聞いても自分のことを言われた気がする時がある。よいことであれ、悪いことであれ、一般論を自分論にしてしまったりもする。ひと呼吸して、自意識過剰と思うことにしている。それが悲しかったりもする。

さみしがり

(先日実家に本を大量に送りました。おかげでだいぶ部屋にスペースができたのですが、ちょっと身の回りがさみしくなってね、などと話してました) 後輩(♀):さみしがりやの***さんに、くまのプーさんをあげます! (いりません) (でも白状します、ち…

饒舌と沈黙

ダイアリーのトップページ、注目キーワードの上位にデリダが入っていた。なにごとかと思ったら死んだらしい。知らなかった。 七十四でガンで死ぬ、というのが彼の本望だったかどうかはわからない。交通事故やエイズで死んだり、ましてや妻を殺して発狂死する…

いたわる

そんなことを書いていたら、彼の調子が本格的に悪くなってきた。続けざまに数回止まる。ちょっと休ませることにしよう。

老体

古いパソコンなのでしようがないのだが、何か書いているとよく止まる。ワープロやメモ帳では少ないのだが、ウェブのこうしたフォームなどに書いているとしょっちゅう止まる。点滅していたカーソルが鼓動を止めて、ただの短い棒になる。こうなるとうんともす…

読みたがり

片づけやら洗濯やら、そしてもちろん勉強などと、やらなければならないことはたくさんある。そんな仕事を片づけながら、あいまに空いた手を使い、おとといの質問を開けている。いろいろな回答を寄せてくださり実に楽しい。驚いたのはこれまで三十八を見たの…

日陰に

昨日、後輩の修論中間発表会に出席。ついいつもの読書会の感覚で15分くらい遅れてしまう。部屋を開けると教授陣はもとより発表者、その他学生がいっせいにこちらを向く。思わず扉を閉めて帰りそうになる。 会後、発表者をつれて夕食。一人で何も食べずにビー…

厚化粧

(学食にて。缶ビールを飲みながら、眠気がしたので目じりを押さえたりほほをなでたりしてました) 後輩(♀):(いきなりのぞき込んで)メイクしてるんですか? (すっぴんです)

くりかえす失敗

今日こそは遅刻したりするわけにはいかない、昨日は大失敗をしているのだ。というわけで早めに準備し早めに出よう、と思ったら、またもや遅刻ぎりぎりになっているのである。この自分の時間観念だけはどうにかならないかと、いつも思っているのだが。

やりすぎました

久しぶりに書いたものを一部ボツにしました。途中で読み返して、わけのわからない、しかも関係ない議論をしておりました。反省します。もったいないので、前例に従って、こちらに切り落とした断片だけ載せておきます。 ところで小説に限らず、あらゆる文芸は…

途中経過

引き続き、昨日した質問を開いている。多くの方々がいろいろな答えをもちよってくださって非常にうれしい。自分にとって好きでないものや面白いと思わないものであれ、答えをいただいたということだけでなぜかとてもありがたいのである。 しかし、今までの経…

またひとつバカ

定期の読書会に行く。今日はラーキンの予定。 四時半からかと思っていたのだが、今週から二時からに変更されていた。おかげで二時間と45分の遅刻。もちろん誰もいない。 連絡のメールを読み返すと確かに二時からと書いてあった。なんでこんなにバカなんだろ…

次に読む本を求めて

昨日おおまかにはてなで質問してみたいことの方針を作った。ポイントも買ってきたことだし、過去の似たような質問をもとに、叩き台を作ってみることにした。 【ゲーム感覚でお答えください】わたしが読んだことがない面白い本を教えてください。 ルール 0:…

空転

(数年前、とくになんということもなく、当時の同居人に何でこんなにバカなんだろうと尋ねてみました) 元同居人(♀):(何を分かりきったことを、という口調で)回転は速くても、空回りばかりじゃないの! (少し進歩したようです)

回転は速いらしい

(二十歳くらいの頃ひどい失敗をしました。しょんぼりして、飲み友だちに何でこんなにバカなんだろうと尋ねてみました) 飲み友だち(♂):頭の回転は速いんだけどねえ・・・(困った顔をして)回転しきる前に行動しちゃうからねえ

生まれの問題

(幼稚園くらいの頃ひどい失敗をしました。しょんぼりして、わたしを産んだ女に何でこんなにバカなんだろうと尋ねてみました) 母親(♀):(仕事の手も止めず)バカに生まれたからじゃない

昼寝と毛布

片づけに疲れ果てちょっとお昼寝したつもりが、起きたら日付が変わっている。なんでこんなに不規則に時計が進むのだろう。体感ではつい5分前に寝たような気がするのだが。まあ、世間なんてそんなものかもしれない。わたし自身はどうでもよいのだが、ベラン…

左右のバランス

本棚を動かそうとしたら左足の小指をしたたか打ちつけた。痛みのあまり右足立ちになり腰に力を入れたら本棚が持ち上がって本がばらばらと落ちてきた。結構簡単に持ち上がるもんだと思った。落ちてきたハードカバーに今度は右足の小指を潰されたので、しばら…

昔の影

本の整理や片づけにいい加減疲れ果てる。とりあえずひと部屋分は終わった。後は空いたスペースに掃除機をかけて雑巾で拭き、本棚もきれいにした上で戻せば、全行程の半分が終わったことになる。まだ半分か、とは考えないことにする。 ついでにデスクの引き出…

どちらかと言えば死神博士

(しばらく前に飲み屋のおばちゃんに、ちょっとヨン様に似ていると言われました。調子に乗ってめがねをかけてみました) おばちゃん(♀):(深くため息をついて)どちらかと言えば死神博士だね (鏡を見せてもらいました。死神博士かどうか知らないけど、ジ…

本を箱詰めにする

これ、本当に終わるんだろうか。

方針の作成

数日前に、はてなでちょっと訊いてみたいことができたと書いたが、その質問文の下書き。 何が知りたいか:わたしの読んだことのない、面白い本を教えて欲しい 最近、これはと思う本がない。書店などで平積みなどをつらつらと眺めてもどうも食指が動かない。…

賽の河原で本を積む

もうどのくらいのことこうして本を積んでいるのか覚えてもいない。片づけようとして積み始め、いまだ一向にそれの終わる気配もない。今まで幾たび崩れただろうか。また幾たび手を止めて読みふけってしまっただろうか。部屋の片側このくらいの領域に、これだ…

よくある予定調和として

授業の準備を終えて出かける支度をした。シャワーを浴びて髪を乾かす。そろそろシャワーでは風邪をひきそうなくらい肌寒くなってきた。もともと風呂につかるのが好きで、シャワーはあまり好みではないので一向構わないのだが、忙しい時にはやはり不便だ。身…

不確かな現実

また地震があった。あったような気がする。気のせいかもしれないが。

循環

現実からどこかへ逃避する。逃避した先がわたしのまた別の現実になると、そこからまた逃避する。そんな循環を生きてきたのかもしれない。

胡蝶の夢

ひとつだけ、そのヒントかもしれないと感じていることがある。わたしが見る夢は必ず現実感にあふれているのだ。わたしが普段暮らしている生活よりも、よほど生々しく、現実らしい。一方でこの日常の方がよほど夢のようである。どこにも生活感がなく、張り詰…

忘れられなかったもの

上の記事で引用させていただいたtetsu23さんの日記において、夢を忘れてしまうこと、そしていつまで経っても覚えている夢について書いておられた。夢に限らず、忘れるというのは不思議なことだと思う。わたしは異常に忘れっぽい。反面、いつまでも覚えている…

日本酒あれこれ

TVをつけたら、ソーホーで一般参加可能な日本酒の利き酒イベントをやっているとあった。今ニューヨークでは日本酒がはやっているらしい。カメラに映っているのはごく普通のニューヨーカーばかりのようで日系人らしい人は見当たらない。わざとそういう人たち…

消える人々

昨日去っていった知り合いたちはいつも四人のグループで遊んでいた。その四人が一緒にいなくなったのだが、今日になってからもう一人が彼らについていったことを知った。人々はどんどんいなくなる。