2004-12-12から1日間の記事一覧

ある物語について

誰も読んでもくれないかもしれない、誰にもほとんど理解もできないようなことを語っているのだ、あえて読者を試すようなことをし、わざとはぐらかし、反対のことを言い、読み手の目からその真意を遠ざけようとする。誰にも分かってもらえないことを分かって…

悲しげな文体

社会的な意味の上での、やらなくてはいけないことと、個人的な意味の上での、やらなくてはいけないこと、つまりしたところで社会的な、例えば金銭的な、利益は何もなく、また大方の他人の目から見ればくだらない取るに足りないことにすぎないが、わたし自身…