線形性の喪失

 この日の記録は、実際には8/1深夜(日付がすでに変わっているのでほんとうは8/2である)に書いている。だから厳密には日記ではない。いちいちこんなことを書いていたりはしないが、この日記の過半数は当日には書かれていないだろう。たいていが一日二日が遅れている。全て一様に二日遅れで書かれているのなら、まだ擬似的には日記に近いものと言えるのかもしれないが、これのように、翌日の日記(7/31)はその日付通りに書かれており、順番が入れ違っているところも多い。はたしてそれで日記と呼んでよいものだろうか。だが、世の日記の何割かは、こんな感じに違いない。